気軽にちゃちゃっとプリント基板が作りたかった話から中華CNCフライスへ

プリント基板がつくりたいとき

ちゃちゃっとプリント基板つくりたいときあるじゃないですか。
そうですよ。
今の仕事とは多少遠い部分もありますけど、
とりあえず、

塩化第二鉄液と戦ってた小学生出身

ですからね。
でも、塩化第二鉄液とは戦いたくないわけで。
やっぱ、【もっさり】してるんですよ。私としては。
数とか質とか内容を考えたりしたとき、

そこまでする必要のないものをちゃちゃっとつくりたい

わけじゃないですか。
そう、そこで、こんな時代なので、CNCフライスという選択をしてみようと思った次第です。

CNCフライスって何?

まぁぐぐってください。
3Dプリンタは積層して作ってきますが、フライスは削って作ってきます。
的な。

やりたいことは、3次元というより、2.5次元的なもので、
まぁこんなものですね。

ではCNCフライス買いましょう

ということで買いましょう。
まっとうなキカイをまっとうに買うと高いので、キットものにします。
そして調査した結果、自分の用途としてはこれにしました。

多少は工作的な知識と、工具とか部品とか必要です

まぁこの手のものを作る時は必須事項がありまして、、
・穴がちょっとズレてる
・ボルトが足りない
・バリがある
・組み立て順序を工夫しないとちゃんと精度が出ない
・アルミフレーム用のナットとかを準備しといたほうが良い
・普通のボルトナット(3,4,5mm)を準備しといた方が良い
・ボルトのゆるみ止め対策のものを準備しといた方が良い

アタリハズレもロット次第的な部分も含め、まぁまぁの覚悟が必要ですが、
今回は比較的アタリロットと思えるもので、最小限でなんとかなりました。
まぁ、切ってあるタップがどうしてもズレていて、ナットを準備して止め方を変えた部分とかはあります。

その他、準備とか、対策とか

まぁネットでいろいろ検索することはもちろんですが、作ってみて気づくこともあります。
追加でやったことを書くと、

●メインのUSBのコネクタが私の大キライなmicroUSB(だって、すぐ壊れるじゃないですか^^;)なので、これをUSB TYPE-Bのコネクタを差せるように変換するものを取り付ける
●電源コネクタの抜き差しも、元々のコントロール基盤(Arduino?)に負担がかかるので、これも変換するものを取り付ける(2.1-5.5なので、変換はしていなくて延長しているだけ)
●そのうちMOS-FETが飛ぶだろうから、スピンドルモーターは別電源で別のコントローラで制御する(途中で回転数を変えるとか、自分の用途としては無いし)

キットを検索して思ったこと

いろいろ検索して思ったのは、

ほとんどのキットは、剛性に問題があるであろう

ということです。
アルミフレームとステッピングモータとスピンドルモータとArduinoであれこれ組み合わせれば、それは一見できるように見えますけど、どれもこれも剛性に問題がありそうなことが一目でわかります。

撓みとか、断面2次モーメントとか、、、要するに、

材料力学とか構造力学を知らない人が設計しいるのではないか?

ということが言えます。
残念ながら、話は変わりますが、レーザー加工機のSMART DYSsのキットも、この傾向が見られます。

そんな中、アルミフレームも最低限だし、アルミダイキャストっぽい本体も、そして、何よりも色がよく、とても中華に見えない感じで、これにしました。
しかし、賭けでもあります。ダイキャストで穴がズレたり狂ってたりしたら、どうしようもできませんからねー。

組み立ててみました

そして、コントロール基盤と、追加のコネクタなんかがこんな感じ。
アクリルのプレートはCO2レーザーで作成^^;

コントローラは、めんどいので、これをポチりました。
850えん。

ソフトウェアはどうするか?

ソフトウェアはどうするかというと、
用途も単純なわりに、イメージに近いものが無いので、

思った通りに出力するものを自分でつくる

ことにします。

レーザー加工機のときもそうしたんで^^;

このCNC、シリアルでつないでみると、Grbl0.9が実装されていました。
GRBL1.1のArduino+CNCシールドが家のどこかにころがってるハズなので、
どっかでつなぎ直してやってみますー。
けど、だいぶあとだな。。。

つづく

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