RaspberryPi電源ON-OFFガジェットの作成の2 Lチカアルティメット-9

RaspberryPi電源ON-OFFガジェットをつくりますよのつづき

よんどころない事情により、、1か月ほど空いてしまいまして。

ということで、MOSFET版を実装するための実験をしますね。
なにしろ、何も考えずにトランジスタでやってみたら、、
やたら発熱するわ、電圧が4.7Vを下回るわ、、まぁこの2つは同じ理由ですが、、、
なので、トランジスタはあきらめます。

MOSFETって何なの!?

MOSFETとは、、これですーー。

MOSFET選択基準。

で、どのように選択するかというと、今回の命題はこれです。

● 4.5Vあたりでも動作すること
● D-SのON抵抗が極めて少ないこと。(<10mΩあたりが目標)
● 3A流すためには、5Aくらい楽勝で流せること

そして、実験。

そして実験なのですが、前回も書いたように、ブレッドボードとかダメです。
ちょこちょこいろんなとこの内部抵抗が大きすぎるからなんですよー。
ってことで、以下のようなことをやります。

仕様の通りの値であれば、3Aくらい流しても、ほんの少しの電圧降下で済むハズなのです。

実験中~ ~ ~ ~ !(o^^o)

無負荷
電源の内部抵抗の電圧降下を含む
負荷の両端

そして実験結果

実験結果としては、負荷の電圧降下が5.1V、MOSFETの電圧降下が、0.02V。
負荷抵抗が1.7Ωなので、電流は、

I = 5.1 / 1.7 = 3A

MOSFETで消費したのは、

P = 3 x 0.02 = 0.06W = 60mW

ということで、全くといっていいほど発熱してませんでした。

D-SのON抵抗は、、

R = 0.02V / 3A =  6.666mΩ

まぁ、2.2mΩという仕様のMOSFETでしたが、テスターの精度も小数点以下2ケタなので、
まずまずの結果です。

考察

よく考えると、こんな内容としてはオーバースペックのMOSFETを使ってるので、
もう少し、小さいサイズのやつで試してみて、実際の電源供給部として完成させます。(o^^o)
今計画してるMOSFETが、ON抵抗が14mΩなので、
理論値としての電圧降下は、、
E = 3 x 0.014 = 0.04V
なのですが、まぁ、0.1Vくらいにおさまれば御の字としましょう。

また、電源が5.3V➡5.12Vまで落ちているので、電源側の内部抵抗値は、、

R = (5.3 - 5.12) / 3 = 60mΩ

 程度あることになりますが、これは、DCジャックやら、供給のコードの分も含まれるので、、、
うぅーーん。こんなもんなのかな。
MOSFETの電圧降下より、ケタがひとつ多いってのもなんだなぁーー。^^;^^;

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