Lチカアルティメット-7 RaspberryPiへ電源を供給する話。
自己保持回路でRaspberryPiに電源を供給する
ということで、前回のつづきですが、自己保持回路でRaspberryPiに電源を供給する話です。
なんで供給するかというと、電源を切るためには、供給することも含めて、
コントロールしなけれりゃいけないからって話でしたね(o^^o)
では実験です。
最初におことわりでえす。
ここで書いてあるのはあくまで実験です。
実用的に耐えうる内容は、、別の機会にしますYO!(o^^o)
RaspberryPi4は、なんでも最大5V-2.5Aくらい必要とのことなので、
3Aくらいを余裕で流せるトランジスタが必要ってことになります。
それで、家を探して、、2SB1018Aってやつを使うことにしました。
※Ic➡-7A
ホントは、ダーリントンとかを使いたかったわけですが、とりあえずこれで実験します。
まずこんなんを作ります。
そう、流す電流が2A3Aって話になるので、
メインで電流が流れるところは、ブレッドボードだと心もとないっていうか、、
やってみたら色々問題があったので、
この部分だけ基板につくってみます。
電流がきてるかどうかの確認にいちいち負荷側でやるのもめんどいので、
とりあえず、LEDを付けました。
実験その1。B(ベース)を指で触れてみる。
ベースに触れるだけでもまぁちょっと光ったりするのですが、
わかりやすくするために、ベースもGNDも両方触れています。
ということで、ベースを抵抗を通して、GNDへ落としてみます。
ここで問題なのは、、今回は、2.5A流せるようにすることが目標なので、
このトランジスタ、hFEが100くらいなので、
2.5A/100➡25mA
(5-0.7)V/25mA➡4.3V/0.025A➡172 Ω の抵抗が必要
っとなります。
3Aだと、同様に、143Ωとなりますね。
実験その2。B(ベース)に165Ωの抵抗でGNDにおとしてみる
さぁ、抵抗をつけてみます。抵抗は135Ω、電源電圧も5.2Vくらい、まぁ計算通りとなります。
さて、では、2.5Aとか流してみましょう。
問題は、そう、負荷を準備することなのです。
5Vで2.5A流すとなると、2Ωの抵抗ですが、5x2.5=12.5Wで大丈夫なものでなくてはならないです。
まぁ普通に考えればセメント抵抗とかですが、、、家にあるものでやってみるとして、、、、^^;^^;
ということで、ニクロム線があったので、それをつかってみることにしました。
まぁ、、発熱することが問題(>_<)
実験その3.負荷をつけて、、2Aとか流してみる
結果としては、こんな感じです。
まぁ電源電圧が下がっていますが、、これは、、、どっかの内部抵抗の問題だと思うので、、
これをどうするかは、また別の項目でやります(o^^o)
実験その4.とりあえずスイッチをつけてON-OFFさせてみる。
それではON-OFFをさせるようにしてみます。
とりあえずタクトスイッチにしてみます。
最終的には、ここはトランジスタになるので、あまり気にしません。
注意点がひとつ。
タクトスイッチ(図のSW)がおされてなければ、ベースが宙ぶらりんとなり、指で触れるとONになっちゃったりするわけなのです。
よって、いわゆる『プルアップ』のための抵抗が、R2です。
これは別に、てきとーなものでよいので、とりあえず50KΩとし、指でふれてみてONにならないように確認しますね。
次回は、タクトスイッチ部分をトランジスタで行い、自己保持回路として完成させましょ(o^^o)