プログラムは、思想が反映される。

プログラマに必要なものは。

なぜか、『プログラムを学ぼう』的な風潮がある。

『物事を論理的に組み立てる』

そう、これはこれで最重要項目だ。
でも、論理的に組み立てたとして、
正解が1つだとしても、
作るプログラムには思想が出る。

思想はやがて自分のスタイルとなり、
スタイルはやがて磨かれ、
その表面が、燕三条の磨き屋シンジケートのレベルに至ったとき、
可愛く、美しく、セクシーになる。

そう、とにかくプログラム(プログラマ)に必要なもの。

思想。

使う側に立って考えるんだな。これが。

あたりまえっぽい。
『お客さまの立場にたって、満足度を上げる?』
いや、ちょっと違う。
プログラムでクラスを作ったとしよう。

『このクラスはどういう風に使われることを望んでいるか?』
『 このクラスはどういう風に使われると幸せなのか?』
そう、もはや、

この石はカエルになりたがっていると言っておもむろに彫刻を始める、
サヴァン症候群の天才

みたいな境地とも言えなくもない。
まぁこれを『境地』と言うってことは、凡人の証でもあるのだが。

こういう視点。
もう、何を言ってるかわからないかも。
でも、こういうもの。
でも、半分は、無意識。

クラスをまとめるようなクラス。
独立して他を寄せ付けないクラス。
変幻自在なクラス。
サラブレッドなクラス。
ばんえい種なクラス。

だいぶ書いてきた。

私にとっての、必要なこと

必要なこと。

アルゴリズム
データ構造
メモリイメージ
ストレージイメージ
スレッドイメージ
プロセスイメージ
クラス階層、クラス連携イメージ

これらを頭の中で巡らせながらプログラムを書く。
書きながら、設計とコーディングを行ったり来たりする。

もちろん、使う場所で言語が違う。
言語が違えばイメージするものも違う。

よって、、

よって、人の書いたプログラムを理解するってことは、
書いた人の思想を理解することができないと、理解しづらくてしかたない。
いや、思想がわからないと、ホント、理解できない。

私は、幸せなことに、人の書いたソースコードをあれこれするような仕事はほぼしたことが無いけれど、
どこかの会社で、私の書いたソースコードをメンテナンスしてる人はいる。

だから、引継ぎに必要なのは、仕様書でも設計書でもなくて、

思想解読書

だと思う。

そんなん見たことないけど。^^;

アイキャッチ画像は、

これです。

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